【貯水槽の清掃は義務付け】ビルオーナーが知っておくべき基本とは
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2022/09/15
コラム
ビルやマンションなどに設置された貯水槽は、住民や内部で働く人達が使う水を供給する大切な設備です。
この貯水槽、定期的な清掃を怠ると法律違反になるってご存知ですか?
今回の記事では貯水槽の清掃について、基本的な情報をまとめました。
▼貯水槽とは
貯水槽は大勢の人が利用する建物に設置された、大型の水槽のことです。
主に以下の3種類に分けられます。
・受水槽…水道水を溜めておく水槽
・高置水槽(高架水槽)…屋上など高所にある水槽
・貯湯槽…お湯を溜める水槽
どれも定期的な清掃・点検などの管理が必要です。
▼貯水槽の清掃は法律で義務付けられている
貯水槽がある建物のオーナーには、定期的な清掃を始めとした貯水槽の管理が法律で義務付けられています。
水道水は水道局が管理していますが、一度貯水槽に入れられた水は建物の管理者に管理責任が移動するんです。
貯水槽の清掃以外にも、定期検査報告や水質検査などが義務付けられているので注意しましょう。
▼貯水槽の清掃はどうやったら良い?
貯水槽は厚生労働大臣の登録を受けた有資格者でないと清掃できません。
貯水槽の清掃に必要な資格は主に以下の2つです。
・貯水槽清掃作業監督者
・貯水槽清掃作業従事者研修の修了者
貯水槽清掃は、これらの資格を持った人が在籍する企業に依頼しましょう。
また「建築物飲料水貯水清掃業」の登録を受けている企業かどうかも確認してください。
この登録は厚生労働省が定めた基準を満たしている企業のみが受けられます。
▼まとめ
専門知識と技術が必要な貯水槽の清掃。
基本的には年に1回以上と定められていますが、怠ると100万円以下の罰金を科せられます。
法律違反になる前に、様々な業者を比較検討してください。
弊社でも貯水槽清掃を行っているので、ぜひ一度お問い合わせください。